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Fragment

戦闘狂で仕事中毒の始末屋が、依頼を受けて様々な人と出会い、世界の事実を知る。
けれど真実と遭遇しても、彼は――始末屋としての仕事しかしない。そんな日常と世界

登場人物

アーク・レインドフ

始末屋レインドフ家の当主。仕事中毒で戦闘狂。三日三晩は寝ず食わずでも動けるが、その後倒れる。
特定の武器は扱わず、その辺にあるモノを何でも武器にしてしまう。
執事(ヒースリア)とメイド(リアトリス)が仕事をしないので、家事全般も出来る。

ヒースリア・ルミナス

レインドフ家執事。腹黒。とりあえず丁寧に喋ればいいと思っているだけの口調。
リアトリスと共にアークを弄って遊ぶのが日課。
執事らしいことはほぼしない執事。
銀髪だが、光加減では金髪にも見える髪質。

リアトリス・リニ

レインドフ家メイド。双子の妹であるカトレア大好き。カトレアが何より大切。
面白いことが大好き。ヒースリアと共にアークを弄って遊ぶのが日課。
メイドらしいことはほぼしない。
~です、~ますをつけて喋れば丁寧な口調になると思っているような喋り方をする。

カトレア・リニ

レインドフ家メイド。リアトリスとは双子。大人しく優しい性格。花が好き。
唯一仕事をちゃんとやる。
ヒースリア、リアトリスはアークの事を普段は主と呼ぶが、カトレアはアークと呼ぶ(ヒースリア、リアトリスも真面目な時はアークと呼ぶ)

ハイリ・ユート

治癒術師。渾名はリィハ。レインドフ家とは昔から交流があり、一緒に居ることも多々。
戦える者が怪我を負った場合は、治療費をぼったくりと思えるほど取るが、戦えない者が怪我をした場合は無償で治療する。
治癒術師としての腕前は非常に優れていて優秀。
但し、治癒術以外は全然駄目で、戦闘能力は一般人に勝てたら嬉しいな程度。

ラディカル・ハウゼン

海賊。正しくは、海賊になりたい青年。童顔。他人に渾名をつけてそれで呼ぶことが多い。
アークのことは「今にも死にそうなお兄さん」と呼ぶ。シェーリオルを「薔薇魔導師様」と呼んだ時は嫌な顔をされた。
大振りのナイフをブーメランのようにして扱う。

カサネ・アザレア

策士。リヴェルア王国第三王位継承者(エレテリカ)の側近。エレテリカの為に動く。
エレテリカが幸せならばそれでいい。但し、その幸せは自分がエレテリカにしてあげたい幸せなので、必ずしも幸せが一致しているわけではないし、エレテリカの利になることならば、彼が望まぬことも平然と行う。
童顔で十代中ごろにしか見えない外見だが、実年齢は二十代。
シェーリオルとは共犯関係にある。

エレテリカ・イルト・デルフェニ

リヴェルア王国第三王位継承者。エリーシオ、シェーリオルの兄二人を持つ末っ子。
カサネが自分の為に裏で色々やっていることを知っている。そんなことをしなくてもカサネがいてくれれば幸せなのにと思っているが口に出せない。尤も口に出したところでカサネは聞かないが。
カサネと本心で語り合っているシェーリオルの事を内心では羨ましく思っている。

シェーリオル・エリト・デルフェニ

リヴェルア王国第二王位継承者。兄にエリーシオ、弟にエレテリカがいる。
リヴェルア王国最強の魔導師と歌われる程、魔導に優れており、並みの魔石では彼の扱う魔導に耐えきれない。
王子とは思えない程、気軽で飄々としている。とある理由により女性が苦手(表面上は普通に振舞える)
王位を継承する気はさらさらなく、カサネと共犯関係を結びカサネの本心を知る唯一の人物。

ジギタリス

狙撃手。狙撃手としては非常に優秀。白銀のマスケットのような形状の銃を扱う。
足元まである、光加減によっては金髪に見える銀髪が特徴。
冷静で淡々とした女性。

ノハ・ティクス

暗殺組織カナリーグラスの元幹部。銃剣が武器。
所々ずれた言動をする天然。
数年前のある事件で、現在は右半身を中心に包帯を巻いていて、全盛期のような力は出せないが、それでも戦闘技術は高い。

ホクシア

魔族。外見は12歳くらいだが、長命な魔族の生まれなので、外見以上に生きている。
魔族解放のために動いており、人族は嫌いだが、ミルラ程極端ではなく状況によっては人族とも協力する。
雷魔法と、刀の扱いに長けている。

ミルラ

魔族。魔族最強の魔法師で、長命な魔族の中でも規格外の長く生きており実年齢は五百歳以上(正確な年齢は本人も忘れた)魔族には慈愛をもち、優しく接するが人族は大嫌いで、態度が変わる。
結界魔法と水魔法を得意としているが、全てを満遍なく扱える。
但し、運動神経は物凄く悪く、武術は子供にすら勝てない。魔物にのって移動するため、体力もなくすぐにばてる。

ラケル

魔族の青年。とある理由からアークを狙って暗躍している。

スイレン

騎士団第二部隊所属。ネメシアを愛している。変人その1(その2はブローディア)
愛してい人が傷つき、それでも諦めずもがく姿を見るのが至福。
常盤衆と呼ばれる民族の出身で、服装が他の面々とは異なる。

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